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有機ELサイネージのメリット・デメリット、活用方法などを解説!

  • 公開日:2021.12.10
  • 更新日:2024.03.12
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近年、ディスプレイの技術が発展し、有機ELに注目が集まっています。デジタルサイネージを導入するとき、有機ELタイプを選んだほうがよいのか、迷うこともあるでしょう。今回は有機ELの概要をおさらいしてから、有機ELサイネージのメリット・デメリット、活用方法などについて解説します。メリット・デメリットを天秤にかけて、有機ELサイネージの導入を検討してみてください。

そもそも有機ELとは?

有機ELとは、有機Electro-Luminescence(エレクトロルミネッセンス)の略であり、有機物質に電圧をかけて発光させる技術を示しています。

近年、有機ELの技術はさまざまなディスプレイに用いられており、テレビやスマートフォン、パソコンなどに役立てられています。

デジタルサイネージの製品にも有機ELタイプが登場し始めました。すでに有機ELサイネージという呼び名も普及しつつあります。

有機ELディスプレイは、画素ごとに有機物質が発光するので、バックライトが必要ありません。構造がシンプルであることから製品を薄型にできます。また、映像がはっきりとしていて色鮮やかであり、激しいスポーツの視聴やゲームのプレイなどに最適です。

有機ELサイネージのメリット

有機ELサイネージは、液晶ディスプレイとの仕組みの違いから、これまでの製品にはないメリットを備えています。早速、有機ELサイネージの代表的なメリットを確認してみましょう。

メリット1.実物をリアルに表現できる

液晶ディスプレイでは、バックライトの光が遮断できず、黒色に若干白みがかかってしまいます。その点、有機ELは各素子が発光するのため、電気信号がオフになれば純粋な黒を表現することが可能です。夜景や花火などをリアルに映せるなど、より魅力的な映像を視聴者に発信できます。

メリット2.軽量でスリム

有機ELサイネージは、バックライトや液晶層が不要なので、デザインが軽量でスリムです。通常のディスプレイを配置できない場所でも設置できる可能性があります。建物内の設置場所を増やせるので、情報発信の範囲を拡大するのに役立つでしょう。

メリット3.自由なデザイン設計が可能

有機ELサイネージは、自由なデザイン設計を実現しやすくなっています。湾曲のデザインに対応しているので、トンネルのような映像空間を構築したり、360の角度から視認できる円柱のような画面を構築したりできます。従来のデジタルサイネージよりも情報発信の表現を広げられるでしょう。

有機ELサイネージのデメリット

有機ELサイネージのメリットをお伝えしましたが、デメリットも存在しています。引き続き有機ELサイネージのデメリットを解説します。

デメリット1.パネルがダメージを受けやすい 

有機ELサイネージは薄型になる分、パネルがダメージを受けやすい恐れがあるといわれています。ビジネス用途では、家庭とは違って強度が重視されるケースもあるので、環境によっては導入しづらいこともあるかもしれません。

デメリット2.輝度が低くなる 

有機ELサイネージはバックライトを使用しないので、液晶ディスプレイよりも最高輝度が低くなる恐れがあります。一般的に、設置場所が日光にあたる環境だと一定量の輝度が必要になるため、屋外に導入する場合には画面が暗く見えないように注意が必要です。

有機ELサイネージの活用方法

すでに有機ELサイネージが企業や店舗に導入されるケースが増えてきました。

たとえば企業では、本社のエントランスでメインビジョンとして活用されることがあります。企業ロゴから想起される曲線を意識した内装にあわせたいとき、曲面加工に対応した有機ELサイネージが役立ちます 。

店舗では、入り口や陳列棚の上部、レジ後方などさまざまな場所で、広告動画や販促情報などを発信するのに使われています。薄型なので設置の制約が減り、さまざまな場所に配置することが可能です。見る角度を問わない鮮やかな表示による訴求効果も期待されています。

今後も有機ELサイネージがさまざまな施設や建物に導入されていく可能性は高いです。事例を参考にして活用方法を検討していくとよいでしょう。

有機ELサイネージの必要性に迷ったらLED TOKYOに相談

今回は、有機ELサイネージのメリット・デメリット、活用方法などを解説しました。

有機ELサイネージは、バックライトが必要なく製品を薄型にできます。ただ、強度が下がったり、輝度が低くなったりする恐れもあります。有機ELサイネージの導入に迷ったときは専門家に必要性を確認するのが無難です。

LED TOKYOでは、さまざまな業界にデジタルサイネージを導入してきました。これまでのノウハウや知見をもとに有機ELサイネージの必要性についてアドバイスいたします。

導入環境に適したデジタルサイネージをご提案いたしますので、有機ELサイネージの必要性に迷ったときはぜひLED TOKYOまでご相談ください。

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